【双極性障害(躁うつ病)と体のケア —— 整体にできること・できないこと】
- 3 日前
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こんにちは、きしもとカラダcondiTionの岸本です。
今日は、少しデリケートなテーマにきちんと向き合ってみようと思います。「双極性障害(躁うつ病)と、体のケア」についてです。
はじめに、いちばん大切なことをお伝えします。**双極性障害は、整体で治す病気ではありません。**治療の主役は、あくまで精神科・心療内科の主治医と、お薬です。ここは絶対に揺らいではいけないところ。
そのうえで、「体を整えること」がこの病気とどう関われるのか。施術家の立場から、正直にお話しします。
◾️ 双極性障害って、どんな病気?
双極性障害(そううつ病)は、気分が異常に高揚する 「躁(そう)状態」 と、著しく落ち込む 「うつ状態」 を繰り返す、慢性的な精神疾患です。
近年の研究では、単一の原因遺伝子で説明できるものではなく、複数の遺伝的素因と環境要因が複雑に絡み合って発症することがわかってきています(COMT・BDNFなど多くの遺伝子が関与)。脳の神経伝達や神経栄養のしくみが関係するとされ、だからこそ専門的な薬物治療(気分安定薬など)が治療の根幹になります。
つまり、これは「気の持ちよう」でも「体のゆがみ」でもない、れっきとした医学的な疾患だということです。
◾️ では、整体にできることは「ない」のか?
いいえ。病気そのものを治すことはできませんが、**「体の面から、その人のコンディションを支える」**という関わり方はあると考えています。
双極性障害の方の多くが、こんな身体的なつらさを抱えています。
慢性的な肩こり・首こり・背中のこわばり
睡眠の質が安定しない(眠りが浅い、疲れが抜けない)
自律神経の緊張による体の不調
うつ状態のときの、体の重さ・動きにくさ

これらは病気そのものではありませんが、**日々の生活の質を大きく左右する「体のつらさ」**です。ここに対して、体の緊張をゆるめ、呼吸を深めやすい状態を作り、少しでも体が楽に過ごせるようお手伝いする——それが整体にできることだと思っています。
◾️ きしもとが大切にしている「3つの約束」
双極性障害と診断されている方が来院された場合、当院では次のことを守ります。
主治医の治療を、何より優先します。 服薬や通院を止めるようなことは、決して勧めません。
「治す」とは言いません。 私たちがお手伝いできるのは、あくまで体のコンディション面です。
その日の状態に合わせます。 躁のときとうつのとき、体の状態は大きく変わります。強い刺激は避け、心地よさを優先した、穏やかな施術を心がけます。
体が少し軽くなること、よく眠れること、ホッとできる時間があること。それが、治療を続けていくうえでの小さな下支えになれば——そんな思いで向き合っています。
◾️ もし今、つらい状態にあるなら
まずは、精神科・心療内科などの専門医療機関に必ずご相談ください。すでに通院されている方は、その治療を続けることが何よりも大切です。
そのうえで「体のこわばりや睡眠のつらさを、少しでも楽にしたい」というときに、私たちのような体のケアを"補助輪"のひとつとして思い出していただけたら嬉しいです。
一人で抱え込まず、いろんな支えを頼っていい。私はそう思っています。
神戸市垂水区舞子 きしもとカラダcondiTion岸本 拝









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