【35℃超えの猛暑…体はどう暑さと向き合えばいい? 整体師が考える"夏の体の守り方"】
- 岸本 広
- 8月10日
- 読了時間: 4分
こんにちは、きしもとカラダcondiTionの岸本です。
・・・毎日、本当に暑いですね。気温が35℃を超える「猛暑日」が、もはや当たり前になってしまいました。
こんな日、体は悲鳴を上げていませんか?
「外に出た瞬間、クラクラする」
「汗をかいているのに、体の中に熱がこもっている感じ」
「夜も暑くて眠れず、朝から疲れが抜けない」
今日は、「体はどうやって暑さと向き合っているのか」、そして私たちがどう体を守ればいいのかをお話しします。仕組みを知ると、対策の意味がぐっと腑に落ちますよ。
◾️ まず、体は「必死に体温を下げようとしている」
人の体は、いつも 36〜37℃という体温を保つよう、精密に調整されています。気温が上がると、体はこの体温を守るため、主に2つの方法で熱を逃がそうとします。
皮膚の血管を広げる…体の表面に血液を集め、外へ熱を放散する
汗をかく…汗が皮膚の上で蒸発するとき、気化熱で体を冷やす
つまり、暑い日に汗をかいたり、顔が赤くほてったりするのは、体が体温を下げようと、けなげにがんばっている証拠なんです。決して「だらしない」わけではありません。
◾️ でも、日本の夏は「冷却システム」が効きにくい
ここが問題です。この見事な冷却システムには、弱点があります。
それは 湿度。汗は「蒸発するとき」に体を冷やしますが、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなります。日本の夏は高温かつ高湿度。だから、汗をダラダラかいても蒸発せず、体温が下がらないという事態が起こります。
体は必死に汗を出しているのに、冷えない。すると体の中に熱がこもり、熱中症の危険が高まります。だから対策では、気温だけでなく 「湿度を下げる」ことがとても大事なんですね。
◾️ こんなサインは、体からのSOSです
大量の汗、または逆に汗が出なくなった
立ちくらみ、めまい、ふらつき
頭痛、吐き気
体が異常に熱い、だるくて力が入らない
足がつる(こむら返り)
こうしたサインが出たら、体の冷却が追いついていない合図です。涼しい場所で休み、水分・塩分をとる。症状が強ければ、迷わず医療機関へ。ここは絶対に優先してください。
◾️ 体を守る「暑さとの向き合い方」
体の仕組みが分かると、対策の意味が見えてきます。
① 冷却システムを助ける —— 湿度と室温を下げるエアコンは「気温」だけでなく「湿度」も下げてくれます。「もったいない」は禁物。冷房や除湿を、がまんせず使ってください。扇風機の風は、汗の蒸発を助けます。
② 水分と塩分を"先回り"で補う汗で失われるのは水分だけでなく塩分(電解質)も。のどが渇く前に、こまめに水分・塩分を。スポーツドリンクや塩あめが役立ちます。
③ 直射日光を避ける帽子、日陰、日傘。体に入る熱の量そのものを減らします。屋外での活動は、こまめに休憩を。
④ 「深部体温」を夜に下げる —— 睡眠の質を守る人は、体の内側の温度(深部体温)が下がるときに眠くなります。夜も暑いと、この体温が下がらず、眠りが浅くなる。寝室は迷わず冷房を。ぬるめのお風呂で一度体を温めると、その後の放熱で深部体温が下がり、寝つきやすくなります。

◾️ 整体師として、もうひとつ伝えたいこと
猛暑の中では、自律神経が働きづめになります。体温調節、室内外の温度差、寝不足——これらが重なると、自律神経が疲れ、肩こり・だるさ・頭痛といった不調につながります。
だからこそ、体をこまめに"ゆるめて回復させる"ことが、この夏を乗り切るカギです。
深い呼吸を意識する(浅い呼吸は交感神経を高ぶらせます)
首・肩の緊張をほぐし、血流をうながす
睡眠と休息を、何より大切にする
当院でも、夏の疲れ・自律神経の乱れによる不調のケアをしています。体の緊張がほどけると、「よく眠れた」「体が軽くなった」と感じられる方が多いです。暑さでたまった疲れは、ためこむほど抜けにくくなります。
体は、あなたが思っている以上に、暑さと必死に闘ってくれています。その体を、どうか助けてあげてください。無理をせず、涼しく、こまめに休んで。
「夏の疲れが抜けない」と感じたら、垂水区・舞子のきしもとにご相談ください。一緒にこの夏を元気に乗り切りましょう。
神戸市垂水区舞子 きしもとカラダcondiTion岸本 拝









コメント