肩こりと頭痛がセットで出る方へ|垂水区の整体院が伝える、足元から見直すという考え方
- 岸本 広
- 1 日前
- 読了時間: 4分
その肩こり、原因は肩ではないかもしれません
神戸市垂水区・舞子で整体院を営んでいます。この夏いちばん多かったご相談が「肩こり」「首の痛み」「頭痛」でした。共通しているのは、もんだ直後は軽くなるのに、数日で元に戻ってしまうという点です。その理由を分解して説明します。
なぜ起きるのか|構造・動作・習慣の3軸で見る
① 構造(からだのつくり)頭の重さは体重の約8〜10%、成人でおよそ5〜6kg(ボウリングの球1個分)。これを首の骨と、首から背中の筋肉が支えています。頭が前に出た姿勢では首の負担が増えることが知られています。つまり肩の筋肉は「こっている」のではなく、ずっと支え続けているのかもしれません。
② 動作(からだの使い方)腕を上げるとき、肩甲骨(背中にある三角の骨)は本来いっしょに動きます。ここが動かないと、その分を首まわりの筋肉が肩代わりします。特定の筋肉だけが働きすぎる状態は、こりとして自覚されやすくなります。
③ 習慣(毎日の積み重ね)夏は冷房の効いた室内で同じ姿勢が続きやすい時期です。1回あたりの負担は小さくても、1日8時間×5日と積み重なれば無視できません。
見落とされやすい「足元」と運動連鎖
意外に思われるかもしれませんが、肩のご相談で当院が毎回確認するのが足部(足の裏・足の指・土踏まずのアーチ)です。人は立っている間ずっと、足の裏だけで全体重を支えています。足の指が地面をとらえられていない、重心が外や後ろに偏っている——こうした状態では、バランスを取るために骨盤が傾き、背骨がしなり、最終的に頭の位置がずれます。
これを運動連鎖(体の各部分が鎖のようにつながって影響し合うこと)と呼びます。肩だけを見て足元を見ないと、同じ負担が毎日再現され続けることになります。
ご自宅でできるセルフチェック(3項目)
壁立ちチェック:かかと・お尻・背中を壁につけて立つ。後頭部が自然に壁につかないなら、頭が前に出ている可能性があります。
肩甲骨チェック:両腕を前ならえから真上に上げる。耳の横まで上がらない、途中で腰が反る場合は、肩甲骨の動きが少ないかもしれません。
足の指チェック:裸足で立ち、足の指5本を浮かせずに床につけられるか。指が浮く場合、支え方が偏っている可能性があります。

ご自宅でできること
30分に1回、20秒立つ:同じ姿勢を切る目的です。時間より回数を優先してください。
足の指を1日1分ひらく:手の指を足の指の間に入れ、ゆっくり広げます(痛みが出ない範囲で)。
画面の高さを目線に合わせる:道具で解決できることは、意志に頼らないのが続けるコツです。

※しびれ、手に力が入らない、じっとしていても痛む、発熱を伴うなどの場合は、セルフケアより先に医療機関の受診をご検討ください。
当院での進め方(評価→分析→介入→再評価)
評価:どこが動くか/動かないかを、立つ・歩く・腕を上げる動作で確認します。
分析:痛む場所と、負担のもとになっている場所を分けて考えます。両者は一致しないことがあります。
介入:分析に基づいて施術と運動指導を組み立てます。
再評価:同じ動作をもう一度確認し、変化を一緒に見ます。変化が出なければ、方針を組み直します。
この4つを毎回まわすのは、思い込みで進めないためです。基準は「気持ちよかった」ではなく「動きが変わったか」です。
よくあるご質問
Q. 肩こりで整体に行くのは大げさでしょうか?
A. 大げさではありません。まずは現状を確認するだけ、という使い方でも構いません。
Q. どのくらいの頻度で通う必要がありますか?
A. お一人ずつ違うため、初回の評価結果をもとにご提案します。
Q. 姿勢は変えられますか?
A. 当院では姿勢を「見た目」ではなく「機能(動かしやすさ)」として扱います。まっすぐに見せることより、動作の中で無理なく使えることを目標にします。変化の出方には個人差があります。
神戸市垂水区・舞子で、肩こりや首の痛みの原因を一度整理してみたい方は、当院の予約ページからご相談ください。









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