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【整形外科でストレートネックと言われたけど…それが首の痛みの「本当の原因」とは限りません】

  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

こんにちは、きしもとカラダcondiTionの岸本です。


「首が痛くて整形外科に行ったら、レントゲンを見て『ストレートネックですね』と言われました。ストレートネックを治せば痛みもなくなりますか?」


こういうご相談、最近ほんとうによくいただきます。

で、正直に言うと……それ、ちょっと待ってほしいんです。


ストレートネックは確かに首の不調に関わる状態のひとつです。でも、「ストレートネックがあるから首が痛い」というのは、必ずしもイコールではない。今日はそのあたりをちゃんとお伝えしたくて、筆を取りました。


◾️ まず「ストレートネック」って、どういう状態?

首の骨(頸椎)は、本来やや前に弓なりにカーブしています。このカーブのことを「頸椎前弯(けいついぜんわん)」と呼び、頭の重さ(約5〜6kg!)をうまく分散するバネのような役割を果たしています。


ストレートネックとは、このカーブが失われて首がまっすぐになった状態のこと。スマホの普及とともに「スマホ首」とも呼ばれるようになり、ここ数年でよく聞くようになった言葉ですよね。


ただし、ひとつ知っておいてほしいのは——ストレートネックは「病名」ではなく「状態」を指す言葉だということ。医学的な診断基準も、実は統一されていません。


◾️ 「ストレートネック=痛みの原因」は思い込みかもしれない

ここが今日いちばん伝えたいところです。


医学の世界では、頸椎のカーブと首の痛みの関係について多くの研究がなされてきました。その結果として浮かび上がっているのが、「ストレートネックがあっても症状がない人が一定数いる」 という事実です。


国際的な医学文献(PubMed掲載の複数研究)によると、頸椎のカーブが消失・逆転していても無症状のケースが報告されており、無症状者の中でも約35%は正常なカーブを持たないという知見があります。


また、「頸椎のカーブの変化と首の痛みには相関がない」と結論づけている研究も複数あります。つまり、レントゲンで"ストレートネック"が映っていても、それが痛みの直接の原因かどうかは別問題 なんです。


…なんか、ちょっと拍子抜けしませんか。でもこれ、すごく大事なことなので覚えておいてください。


◾️ こんな症状、ありませんか?

以下のような症状がある方は、ぜひ続きを読んでみてください。

  • 首の後ろから肩にかけてじわじわ重だるい

  • 朝起きたときに首が張っていて動かしにくい

  • 長時間デスクワークやスマホを見ると首が疲れやすい

  • 頭痛や目の疲れが慢性的に続いている

  • 「ストレートネックと言われたけど、何をしたらいいか分からない」

  • 湿布や薬をもらったが、根本的に楽にならない

  • 姿勢が悪いと言われるが、どう直せばいいか分からない



◾️ じゃあ、首の痛みの「本当の原因」って何なの?

ストレートネックが映っているとしても、実際に痛みを生み出しているのは多くの場合、骨ではなく筋肉や筋膜、姿勢のクセです。


具体的に言うと——

① 首・肩まわりの筋肉の過緊張頭が前に出た姿勢(いわゆる前傾頭位)が続くと、首の後ろの筋肉が常に引き伸ばされた状態で頑張り続けます。その結果、筋肉が硬くなり、血流が悪くなり、痛みやだるさが出てくる。これが首の痛みの大きな原因のひとつです。


② 胸椎(背中の骨)の硬さ首だけを見ていると見落としがちなんですが、背中の上部(胸椎)が丸まって動かなくなっていると、その分の動きを首が補おうとして負担が集中します。「首の問題に見えて、実は背中が原因」というパターンは整体の現場では珍しくありません。


③ 呼吸の浅さ・体幹の弱さ意外に思われるかもしれませんが、呼吸が浅くなると首や肩まわりの筋肉を呼吸の補助筋として使い続けることになります。結果として首が慢性的に疲労しやすくなる。


④ 長時間の同じ姿勢これはもう説明不要かもしれませんが、問題は「ストレートネックかどうか」より「どんな姿勢で何時間過ごしているか」のほうが直接的です。


◾️ 「ストレートネックと言われた」で終わりにしないでほしい

レントゲンでストレートネックが確認されること自体は、ひとつの所見として意味があります。ただ、そこで思考停止してしまうのが一番もったいない。


「ストレートネックがあるから痛い」ではなく、「なぜ今、あなたの首はこんなに辛いのか」をちゃんと掘り下げることが大切です。


きしもとでは、初回のカウンセリングで以下のような点を確認しています。

  • 首だけでなく、背中・肩甲骨まわりの動きはどうか

  • 頭の位置が体の重心に対してどのくらいズレているか

  • 首まわりのどの筋肉が過緊張しているか

  • 日常の姿勢(座り方・スマホの持ち方・枕の高さなど)に問題がないか

  • 痛みが出るタイミングやパターン


骨の形だけを見るのではなく、「なぜその形になったのか」「何が痛みを作り出しているのか」 を全体的に見ていく。それがきしもとの基本的なスタンスです。


◾️ 最後に

「ストレートネックと言われた。でも、どうしたらいいか分からない」「湿布や電気をかけてもなかなか楽にならない」——そんな方、ぜひ一度ご相談ください。


レントゲンの画像は、あくまで"体の一断面"を見ているに過ぎません。あなたの首の痛みには、もっと別のストーリーがある可能性があります。


あきらめる前に、一緒に考えましょう。


神戸市垂水区舞子 きしもとカラダcondiTion岸本 拝


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