膝の痛みは「膝」が悪いわけではない?
- hkishimoto9
- 4 日前
- 読了時間: 5分
【症例報告】膝の痛みは「膝」が悪いわけではない?誤った身体操作(エラー)が引き起こすメカニカルストレスの真実
きしもとカラダcondiTionです。当院では柔道整復師(国家資格)による治療と、パーソナルトレーナーによる運動指導を融合させ、痛みの「根本改善」を目指しています。
今回は、多くの患者様が悩まれている「膝の痛み」について、独自の視点から解説します。
特に「レントゲンでは大きな異常はないと言われたが痛い」
「ヒアルロン酸注射をしても繰り返す」
という方にこそ、知っていただきたい内容です。
1. 問題提起:なぜ「体重を落としても」膝の痛みは消えないのか?
当院に来院される膝痛の患者様から、よくこのようなお悩みを伺います。
階段の上り下りや、立ち上がり動作で鋭い痛みが走る
整形外科で「加齢による軟骨のすり減り」や「体重過多」と診断された
太ももの筋トレ(大腿四頭筋)を勧められたが、やると余計に痛い
もし痛みの原因が単純な「軟骨の摩耗」だけであれば、
安静にしていれば痛みは出ないはずです。
しかし、多くの方は「動いた瞬間」に痛みを感じます。
これは、構造的な破損(器質的変化)以上に、
動きの中での負荷(機能的障害)が痛みの主原因であることを示唆しています。

2. 一般的な通説:従来の膝痛治療の限界
一般的に、膝の痛みに対して行われるアプローチは以下のようなものが主流です。
保存療法: 湿布、鎮痛剤、ヒアルロン酸注射で炎症を抑える。
筋力強化: 膝を支えるために太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
安静・減量: 膝への荷重負荷を減らすために体重を落とす。
これらは決して間違いではありません。
「なぜ膝に過剰な負担がかかったのか?」というプロセスへの視点が欠けている場合があります。
結果として、一時的に痛みが引いても、日常生活に戻ると再発を繰り返すケースが後を絶ちません。
3. エビデンス解説:膝関節の構造的宿命と「ニーイン・トゥーアウト」
医学的・バイオメカニクス(生体力学)の視点から見ると、
膝関節は非常に「被害者になりやすい」関節です。
膝関節の特性(Joint by Joint理論)
膝関節は主に「曲げ伸ばし(屈曲・伸展)」を行う
蝶番(ちょうつがい)のような関節であり、
ねじれの動き(回旋)や横方向のストレスに非常に弱い構造をしています。
一方で、膝を挟む「股関節」と「足関節」は、
本来自由度の高い関節です。
これらが硬くなったり機能不全に陥ると、
その代償として膝が無理やりねじられることになります。
痛みの諸悪の根源「Knee-in / Toe-out(ニーイン・トゥーアウト)」
動作時に、つま先が外を向いているのに、膝が内側に入る現象です。
この状態では、
膝関節に強烈な外反ストレス(Valgus Stress)と回旋ストレスがかかります。
これが繰り返されることで、
内側側副靭帯、内側半月板、
あるいは膝蓋大腿関節(お皿の裏)に炎症が生じます。
つまり、膝そのものが悪いのではなく、
「膝をねじって使ってしまう身体の動かし方(モーターコントロールエラー)」こそが、
痛みの物理的な原因である可能性が高いのです。
4. 現場での見解:正しい運動連鎖を取り戻す「再学習」が必要
きしもとカラダcondiTionの臨床現場では、膝の痛みを訴える患者様の多くに、股関節機能の低下が見られます。
お尻の筋肉(中殿筋・大殿筋)の機能不全
股関節を安定させるこれらのお尻の筋肉がサボってしまうと、着地や踏み込みの瞬間に股関節を支えきれず、結果として膝が内側に折れて(ニーインして)しまいます。
この状態でいくら膝周りをマッサージしても、動きのエラーが修正されない限り、痛みは再発します。
当院のアプローチ
可視化と評価: まず、足圧測定や姿勢分析で「ニーイン」が起きている原因が、足首の倒れ込み(オーバープロネーション)にあるのか、股関節の筋力不足にあるのかを特定します。
治療(Release): 痛みが出ている膝周囲の炎症を抑えると同時に、動きを制限している股関節や足首の硬さを徒手療法で取り除きます。
再教育(Re-education): ここが最も重要です。パーソナルトレーニングの要素を取り入れ、「膝をねじらずに曲げ伸ばしする感覚」を脳と身体に再学習させます。例えば、正しいスクワット動作や、お尻を使った歩行指導などです。
「膝が痛いから動かない」のではなく、
「痛くない正しい動かし方を覚える」こと。
これが、きしもとカラダcondiTionが提唱する、
再発しづらいカラダ作り=根本改善への最短ルートです。

【まとめ】
膝の痛みは、軟骨のすり減りだけでなく、
「動きのミス(動かし方のエラー)」が原因であることが多い。
特に「ニーイン・トゥーアウト(膝が内、つま先が外)」の動きは、
膝に破壊的なストレスを与える。
原因は膝ではなく、
隣り合う「股関節」や「足首」の
機能不全に隠れているケースが大半である。
痛みを繰り返さないためには、
治療だけでなく、
正しい身体操作を習得する「運動療法」が不可欠である。
あなたの膝の痛み、その「原因」を可視化してみませんか?
国家資格者による分析と、
プロトレーナーによる動作改善で、
一生歩けるカラダ作りをサポートします。
まずは丁寧な問診と検査で、あなたのカラダの状態を解明します。
お気軽にご相談ください。
興味ある方はきしもとカラダcondiTionへ。
℡078-785-5251
(神戸市 垂水区 東舞子町10-1 tio舞子105-2)
↑ホームページ
↑公式LINEアカウント(ここから予約ができます)









コメント