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【骨盤をボキボキ矯正しても、猫背が戻ってしまう理由 —— 本当の姿勢改善は「自分を知る」ことから始まります】

22 時間前
読了時間: 7分

こんにちは、きしもとカラダcondiTionの岸本です。


猫背を直したくて来院される方から、こんなお話をよく聞きます。

  • 「骨盤矯正に何回も通ったけど、しばらくすると元の猫背に戻っている」

  • 「ボキッと鳴ったら"整った"感じがするのに、数日でまた丸まってくる」

  • 「骨盤さえ正しい位置に戻せば、姿勢は良くなると思っていた」


・・・お気持ち、よくわかります。施術を受けた直後はスッキリして、体が軽くなった感じもする。だから「次こそは」と通い続ける。でも気づけば、また同じ姿勢に戻っている。


これ、あなたの体がダメなわけではありません。姿勢改善に必要なステップの一部しか、やれていないだけなんです。


今日は少し長くなりますが、きしもとカラダcondiTionが姿勢改善をどう考えているのか、ていねいにお話しさせてください。


◾️ 「骨盤を矯正すれば姿勢が変わる」は、半分正解で半分まちがい


まず誤解のないようにお伝えしておくと、私は骨盤矯正を否定しているわけではありません。当院でも、必要な方には骨盤や背骨の矯正を行います。


固まって動かなくなった関節を動かせるようにする。ゆがんだ位置を整える。これはとても大切なことです。


ただ、「骨盤を矯正すること」と「姿勢が良くなること」は、イコールではないんです。


たとえるなら、こういうことです。曲がって停めてある自転車を、まっすぐに置き直したとします。でも、乗る人がいつも片側に体重をかけて、同じクセのある乗り方を続けていたら、またすぐに曲がってしまいますよね。


骨盤矯正は「まっすぐに置き直す」作業です。でも、姿勢を決めているのは、その骨盤を毎日どう使っているかのほうなんです。


ボキボキ系の施術は、関節の動く範囲をすばやく広げてくれる一方で、その効果は長く続きにくいとも言われています。そして、効果が戻ってしまう大きな理由は、施術そのものではなく、日常の姿勢や体の使い方にあると考えられています。


◾️ 矯正しても戻ってしまう、3つの理由


なぜ、骨盤を整えても姿勢は戻ってしまうのか。当院では、主に3つの理由があると考えています。


理由① 筋肉の状態が変わっていない

骨盤は、たくさんの筋肉に囲まれ、四方八方から引っ張られています。太ももの裏、股関節の前、お尻、お腹、背中——これらの筋肉のどこかが縮んで硬くなっていれば、骨盤はその方向に引っ張られ続けます。

骨の位置だけを整えても、引っ張っている筋肉がそのままなら、骨盤はまた元の位置に戻されてしまうのです。


理由② 体の使い方のクセが変わっていない

立ち上がるとき、座るとき、歩くとき、物を持ち上げるとき。私たちは無意識のうちに、毎日何百回、何千回と同じ動作を繰り返しています。

その動作の中に「エラー」があれば、せっかく整えた骨盤も、毎日少しずつ崩されていきます。施術の1時間よりも、日常の何千回の動作のほうが、体への影響は圧倒的に大きいのです。


理由③ 日常生活の過ごし方が変わっていない

ソファに沈み込んで座る。足を組む。スマホを下に向けて見続ける。いつも同じ側でカバンを持つ。こうした生活習慣が変わらなければ、体は「いつもの姿勢」に戻ろうとします。

つまり、骨盤矯正だけで姿勢が戻ってしまうのは、自然なことなんです。



◾️ あなたの姿勢には、どんな「ミス」があるか


では、何から始めればいいのか。

答えは、まず自分の姿勢にどんな"ミス"があるのかを知ることです。


「猫背」とひとことで言っても、その中身は人によってまったく違います。

  • 骨盤が後ろに倒れて、背中全体が丸まっているタイプ

    長時間のデスクワークや、背もたれに寄りかかる座り方が続いている方に多い


  • 背中の上の方だけが丸まり、頭が前に突き出ているタイプ

    スマホやパソコンで、顔を画面に近づけるクセがある方に多い


  • 胸の前が縮んで、肩が内側に巻き込んでいるタイプ(巻き肩)

    腕を前に出す作業が多い方、呼吸が浅い方に多い


  • 腰は反っているのに、背中は丸いタイプ

    一見「姿勢が良さそう」に見えて、実は腰にも背中にも負担がかかっている


  • 左右どちらかに体が傾いているタイプ

    片足重心、足を組むクセ、同じ側で物を持つ習慣がある方に多い


ここで大事なのは、タイプが違えば、やるべきことも違うということです。


背中全体が丸いタイプの方には骨盤を立てる練習が必要ですが、腰が反っているタイプの方が同じことをすると、反り腰がさらに強まってしまうこともあります。


自分のタイプを知らないまま、「猫背に効く」と言われるストレッチや矯正を受け続けても、方向がズレていれば結果は出にくい。これが、姿勢改善がうまくいかない大きな原因です。


◾️ 体の使い方の「ミス」は、どこにあるか


姿勢のミスと同じくらい大切なのが、体の使い方のミスです。

じっと立っている姿勢だけを見ても、本当の原因はわかりません。実際に体を動かしたときに、どこにエラーが出ているかを見る必要があります。


たとえば、こんな使い方をしていませんか?

  • イスから立ち上がるとき、股関節ではなく腰や背中を丸めて立ち上がっている

  • 座るとき、お尻の下の骨(坐骨)ではなく、腰の後ろや尾てい骨で座っている

  • 歩くとき、太ももではなく膝から下だけで歩き、上半身が前に倒れている

  • 床の物を拾うとき、膝や股関節を曲げずに、腰だけを曲げている

  • パソコン作業のとき、画面に顔を近づけ、肩をすくめている



こうした動作のミスは、本人はほとんど気づいていません。「これが普通」だと思っているからです。でも、こうしたミスこそが、毎日少しずつ姿勢を崩し、肩こりや腰痛の原因をつくっているのです。


逆に言えば、動作のミスを知って修正できれば、姿勢は日常の中で勝手に整っていくようになります。


◾️ きしもとカラダ整体の姿勢改善 —— 4つのステップ


当院では、姿勢改善を次の4つのステップで進めていきます。


ステップ1:自分を知る(評価)

まず、あなたの体を詳しく見せていただきます。

  • 骨盤の傾きと左右差

  • 背骨・肩甲骨・股関節の動く範囲

  • 縮んで硬くなっている筋肉、うまく働いていない筋肉

  • 重心の位置、立ち方・座り方・歩き方

  • 日常の動作に潜んでいる「エラー」


ここで、あなたの姿勢の"ミス"と、体の使い方の"ミス"がどこにあるのかを、一緒に確認していきます。ご自身の体の"地図"を手に入れるステップです。


ステップ2:必要な部位を矯正する

評価で見つかった原因に合わせて、本当に必要な部位だけを整えます。

骨盤が原因なら骨盤を。股関節の硬さが原因なら股関節を。胸の前の縮みが原因なら胸まわりを。全員に同じ施術をするのではなく、あなたのミスに合わせて、ピンポイントで整えていきます。

固まっていた関節が動き、縮んでいた筋肉がゆるむことで、正しい姿勢を"とれる体"になります。


ステップ3:正しい体の使い方を習得する

整った体を、正しく使えるようにする練習です。

正しい立ち方、座り方、立ち上がり方、歩き方。あなたの動作のエラーに合わせて、どこをどう意識すればいいのかを、実際に体を動かしながらお伝えします。

最初は意識しないとできませんが、繰り返すうちに、少しずつ"無意識でもできる"ようになっていきます。ここが、姿勢を長持ちさせるいちばんの鍵です。


ステップ4:日常生活での過ごし方を身につける

施術を受けるのは、週に1回、1時間ほどかもしれません。でも、残りの時間はすべて日常生活です。

  • デスクワーク中の座り方とイスの高さ

  • スマホを見るときの位置

  • 寝るときの枕や姿勢

  • こまめに体を動かすタイミング

  • ご自宅でできる、あなた専用のセルフケア


あなたの生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を一緒に考えていきます。


◾️ 「矯正」と「指導」がそろって、はじめて姿勢は変わる


ここまでお読みいただくと、おわかりいただけると思います。


姿勢改善は、「矯正」だけでも、「ストレッチ」だけでも、「意識」だけでも、うまくいきません。


  • 自分のミスを知る

  • 必要な部位を整える

  • 正しい体の使い方を覚える

  • 日常生活の過ごし方を変える


この4つがそろって、はじめて姿勢は本当の意味で変わっていきます。



そして、姿勢が変わると、見た目が変わるだけではありません。体の一部に負担が集中しなくなるので、肩こりや腰痛が出にくい"痛まない体"に近づいていきます。呼吸が深くなり、疲れにくくなったと感じる方も多いです。


きしもとカラダcondiTionが目指しているのは、「施術を受けたその日だけ良い姿勢」ではありません。あなた自身が、自分の体で、自分の求める姿勢を保てるようになることです。


◾️ 最後に


「骨盤矯正に通っても戻ってしまう」「何をしても猫背が変わらない」——そう感じている方は、もしかしたら、まだ"自分を知る"ステップを経験していないのかもしれません。

まずは、あなたの姿勢と体の使い方に、どんなミスがあるのかを知るところから始めてみませんか。垂水区・舞子のきしもとカラダcondiTionで、あなたに合った姿勢改善の道を、一緒に見つけていきましょう。


神戸市垂水区舞子 きしもとカラダcondiTion岸本 拝

 
 
 

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